水のコラム
トイレの水の勢いがなくなったら要注意!考えられる原因と修理方法【水道職人:プロ】
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2025年01月31日 トイレ
「トイレの水の勢いが弱くなった気がする…」そんな違和感を覚えたことはありませんか?
最初は気のせいだと感じるかもしれませんが、実は 水流の変化はトイレの異常を知らせるサイン であることが多いんです。
水の流れが悪くなる原因は、排水管の詰まりやタンク内部の不具合などさまざま。
放置すると、やがて完全に水が流れなくなる可能性もあります。
今回は、トイレの水流が弱くなる原因とチェック方法、また修理方法や改善策 についてわかりやすく解説したいと思います。
ちょっとしたセルフチェックで解決できるケースもありますので、ぜひ参考にしてくださいね。
トイレの水の勢いが弱い?
トイレの水の勢いが弱いなと感じた際、特に以下のような症状が毎回のように続く場合は注意が必要です。
・水を流した後、渦の勢いが弱くなった
・トイレットペーパーが残りやすい
・タンクからの水の流れが遅くなった
・便器内の水位が普段と違う(高すぎる or 低すぎる)
こうした症状を放置すると、詰まりや水漏れ、悪臭の発生など、より深刻な問題に発展する可能性があります。
水の勢いが弱くなる原因
トイレの水流が弱くなる原因としては、さまざまな要因が考えられます。
ここでは、主な原因とセルフチェックの方法についてご紹介していきます。
排水管の詰まりが原因
トイレットペーパーや汚れが排水管内に蓄積すると、少しずつ詰まりが進行し、水の流れが悪くなります。
特に、水がゆっくり引いていく場合や、流した後に「ゴボゴボ」と音がする場合は 排水管の詰まりが疑われます。
自分でできるチェック方法としては、バケツなどで便器に水を流してみて、水の勢いが普段とどう違うかを確認しましょう。
通常より流れが遅い場合は、排水管に問題がある可能性があります。
タンク内の部品が劣化
タンクの内部には、フロートバルブや排水弁など、水流をコントロールするための部品がいくつか設置されています。
この部品の多くはゴム製のため、経年劣化により徐々に品質が落ちてしまい、水の流れに影響を与えてしまいます。
確認する方法としては、タンクのふたを開けてみて、水が正常に溜まっているかをまず確認してみましょう。
水の量が明らかに少ない場合や、レバーを引いても十分な水が流れない場合は、部品の交換が必要です。
水圧の低下や給水不良
建物自体の水圧が低いと、トイレの水の勢いも弱くなります。
特に、高層階のマンションや築年数の古い建物では、こうした建物側の給水トラブルが発生しやすくなるんです。
まずは、他の蛇口(キッチンや洗面台)を開けたときの水圧をチェックしてみましょう。
どの蛇口でも水の勢いが弱い場合は、水道の供給側に問題がある可能性が高くなります。
築年数が影響することも
住居が古い建物の場合、配管内にサビや汚れがたまり、水の流れが妨げられていることがあります。
特に築15~20年以上の住宅では、配管の劣化は十分に考えられるため、一度管理会社や専門業者に依頼して点検を実施してもらうのがよいでしょう。
放置するとどうなる?
トイレの水流が弱いまま放置すると、 詰まりの悪化や設備の故障など、深刻な問題に発展する可能性があります。
「問題なく使えているから大丈夫」と放置してしまうと、修理費用がかなりの高額になることもあるため注意が必要です。
ここでは、水の勢いが弱い状態を放置することで、どのようなリスクがあるのかを確認しておきましょう。
詰まりが進行し悪化
水の流れが弱い状態が続くと、排水管内に汚れや異物が蓄積され、完全に詰まってしまうリスクが高まります。
詰まりが進行すると、最終的には水が全く流れなくなることもあります。
そうなると、市販のラバーカップ(スッポン)などでは解決が難しく、高圧洗浄など専門的な作業が必要になるケースも。
違和感を感じた初期段階で適切な対処をすれば、こうした大掛かりな修理を防げるんです。
便器や配管が劣化する
水の勢いが弱いと、汚れが便器内に残りやすくなり、時間が経つにつれて頑固な汚れや黄ばみにつながります。
また、配管内に汚れが蓄積されることで、詰まりによる負荷が加わり、配管の老朽化を加速させることもあります。
特に古い住宅では、配管の劣化による水漏れにも注意が必要でしょう。
配管が破損すると、トイレ周辺の床が傷んだり、最悪の場合下の階など他のエリアに水漏れしてしまうケースもあります。
またこういった修理のケースでは、配管工事を伴うため、修理費用が高額になりがちということも頭の片隅に置いておきたいところです。
悪臭や雑菌が繁殖する
トイレの水流が弱いと、便器内に汚れが残りやすくなり、臭いの原因になります。
特に以下のような異変を感じる場合は、早急に対処が必要でしょう。
・便器の縁や排水口から嫌な臭いがする
・水を流した後、すぐに臭いが戻ってくる
・トイレの清掃をしてもなんとなく臭いが取れない
汚れが溜まった便器は、雑菌の温床となり、トイレ全体の衛生環境が悪化する要因にもなります。
また、梅雨や夏場など 湿気が多い時期は雑菌が繁殖しやすく、不衛生な状態が続くとカビやヌメリの発生を助長してしまいます。
トイレは毎日使う場所だからこそ、早めの対処が重要なんです。
水の勢いを回復させる方法
トイレの水流が弱くなる原因はさまざまですが、状況によっては自分で改善できるケースもあります。
ここでは、詰まりの解消方法やタンクの調整、水圧の改善策など、トイレの水の勢いを回復させる方法を詳しく解説します。
タンクの調整と部品交換
タンク内部の部品が劣化していると、トイレの水流が弱くなることがあります。
タンクの調整で改善するケースもあるため、以下の方法を試してみましょう。
① タンク内の水量をチェックする
1. タンクの蓋を開ける
2. 水位が「適正水位(標示がある場合あり)」より低いか確認する
3. 水位が低ければ、浮き球(フロート)の高さを調整する
② フロートバルブの状態を確認する
タンク内のフロートバルブが劣化すると、水が正しく流れなくなります。
ゴムの劣化や破損がある場合は、新品に交換することで水流が改善されることがあります。
給水トラブルの対処法
トイレの水流が弱くなっている原因が 、水圧や給水設備にある場合、タンクに水が十分に溜まらず、流す際の勢いが弱くなってしまいます。
以下の方法で確認してみましょう。
① 止水栓の開き具合を確認する
トイレの給水は、壁や床にある「止水栓」を通じて供給されます。
止水栓が半開きや閉まりかけていると、水量が制限され、水流が弱くなる原因になります。
1. 止水栓の位置を確認する(便器の近く、タンクの下など)
2. マイナスドライバーまたは手で、時計回りに回しきって閉める
3. その後、少しずつ反時計回りに開いて、水の流れを確認する
止水栓を全開にしたのに水流が変わらない場合は、別の原因が考えられます。
② 他の蛇口の水圧をチェックする
水圧の低下は、トイレだけでなく家全体の給水設備に影響を与える可能性があります。
他の水道の水圧を確認することで、どこに問題があるのかをある程度判断することが可能です。
・すべての蛇口で水圧が低い場合→水道管や給水ポンプの異常の可能性
・トイレだけが水流が弱い場合→トイレ内部の問題や配管の詰まりが疑われる
もし、家全体の水圧が低下している場合は、給水ポンプや水道本管の問題が考えられます。
この場合は地域の管轄水道局や管理会社に相談するのがよいでしょう。
③ 給水フィルターの清掃をする
トイレのタンクに水を供給する給水管には、フィルター(ストレーナー)が取り付けられていることがあります。
長年の使用でゴミやカルシウムが詰まり、水の流れが悪くなることがあります。
以下の手順で、一度清掃してみると改善する可能性も。
1. トイレの止水栓を完全に閉める
2. タンクの給水ホースを取り外す(ナットを緩める)
3. ホースの先にあるフィルターを取り出し、水でしっかり洗浄する
4. 逆の手順で元に戻し、止水栓を開いて水流を確認する
特に築年数が古い建物では、給水管の汚れが蓄積しやすいため、定期的な清掃をおすすめします。
プロに依頼すべき場合
セルフチェックを行っても水の勢いが改善されない場合は、専門業者に依頼するのがベストです。
特に、以下のようなケースに該当する場合は、自力での対応が難しい可能性が高いでしょう。
・ラバーカップや洗浄剤を試しても流れが改善しない
・タンクの調整をしても、水の勢いが戻らない
・止水栓や給水フィルターを確認しても問題が見つからない
・家全体の水圧が低下しているが、原因が分からない
・築年数が古く、配管の老朽化が疑われる
無理に対処しようとして、誤った方法を実施することで、排水管やタンクを傷めるリスクもありますので、どうしようもない場合は早めに専門業者へ相談しましょう。
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ここまでご紹介したように、トイレの水の勢いが弱くなるということは、排水の詰まり・給水トラブル・部品の劣化など、さまざまなトラブルの可能性をはらんでいます。
早めに適切な対処をすれば大がかりな修理を回避できる可能性もありますが、放置するとその分、修理費用が高額になることもあります。
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